9月1日

 9月1日は防災の日。1923年(大正12)9月1日、関東大震災が起こり、千葉県から静岡県東部にかけての広い範囲の中で、死者・行方不明者が約105,000人、負傷者は約104,000人であった。大変な被害をもたらした地震であった。
 これを機に9月1日が「防災の日」と定められたと聞く。
ところで今日はこのブログを書いている私が世に誕生した日である。母のお腹から「オギャァオギャァ」と泣きながらのことであった…であるにちがいない。
 小生が大谷派教師資格を取得するために本山へ修練(研修)にでかけたときのことです。同朋会館の講義堂にある「うまれた意義と生きる喜びをみつけよう」という垂れ幕に出会った。後に同朋会運動のスローガンであることを知ったのだが、簡単なことのようであまり考えていない事と感じました。この言葉が提起していることから「簡単なようで難しい、難しく考えてしまうとわかりそうにないから今はどうでもいいか」と思ったことがボンヤリと記憶に残っている。
 結局、あれから20年経った今も、結論が出ていない。蓮如上人が「仏法のことはいそげ いそげ」と申されたこと、自身(地震!?)に引きあてて考えていきたいと思う一日であった。