2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

親鸞聖人御真影

明日はわが大谷派宗門にとって特別な1日となりそうだ。なぜなら、5年と半年間、阿弥陀堂においてお奉りされていた御真影が元々の寝床??ではなく、宗祖の指定席にもどられるための儀式が執り行われるからだ。これを「お還座式」と呼びます。全国から多くの…

ふぅ〜終わった!!

今日は1日ハードな日となった。朝5時に起きてお朝事を勤めてから、午前・午後とご引上七件。終わってみれば夕方5時過ぎ。いつも昼に10分〜20分横になるのだが今日はそれがなかった。きついはずだ。帰ってからは、講義録の原稿修正のための点検を午後…

宗祖親鸞聖人ご命日

今朝は宗祖のご命日。お朝事の開始時刻がいつもより30分早い午前6時00分。勤行次第は 文類偈草四句目下 淘三 本師曇鸞和尚は 次第6首 廻向 願以此功徳御文 鸞聖人 であった。そして、6首引きのお勤めの後、総経として阿弥陀経を読経する。 これを本堂…

あ〜宿題が…

今晩、気が重い中、センター伝道部発刊予定の講義録の原稿の点検作業に取りかかった。伝道部所属の先輩と一緒に講義録の出版に備えての作業である。既に講師の先生に校正を行なっていただいているため、こちらの作業を早く進めなくては出版にこぎつけないと…

くまった!!困った!!

稲刈りを終えた様子 傍らに稲藁が股木にほしてありました 9月にはいると稲刈りがはじまる。ところによってはまだ彼岸を過ぎても稲刈りがされていないところもある。問題はこの稲刈りの時だ。もともと花粉症である私にとっては大の苦手。くしゃみや鼻づまり…

味覚の秋

今年初拾いの栗 手のひらにのせてみました 毎年、私と妻の間で恒例の行事として行なっていることに〝栗拾い〟がある。足助には日本国内でも非常に大きな栗園があります。私の実家が足助ということも手伝ってか、親の顔を見にいくことが優先されているか、栗…

これから……

午後7時30分から広報部の会合が始まる。本来なら、広報のブログにけいさいすべきことかもしれぬ。新しい新聞、赤羽御坊が発刊したばかりだが、広報では既に正月号に掲載の記事内容を考えている。その第一歩となる会合がこれからはじまる。みな、それぞれ…

回想法

テレビで高浜の高齢者をケアする施設に昭和をイメージさせるような町の光景を演出することにより、痴呆症になっておられる方も、昔を懐かしんでおしゃべりをする姿にケア施設で働いている職員の方が驚いているとのこと。「回想法」という手法で脳を活性化さ…

葬送の事情

最近、直葬という言葉を耳にする。葬儀式を行なわずに、ごく身近な人だけが集まって簡単なお別れ会のようなことをした後に火葬するのだそうだ。形は様々で、納骨の後に知人へ知らせてほしい、直葬には大勢の人に集まってほしくないなどと考え方は多種多様。 …

映画 『おくりびと』

今晩、映画『おくりびと』が放送される。『納棺夫日記』を著された青木新門氏の本とは着地点が異なるということから、納棺夫日記のタイトルや原作者の名前を外すことを条件に映画化された経緯を持つ。青木氏が問題としたことは、自身の書の中で一番言いたか…

何てこった!!

今日はご門徒の葬儀式を勤めさせていただいた。火葬場へ同行し、寺に戻ってから大急ぎで昼食をとる。そして、少し約束の時間より早いけれど、報恩講参りに出かけた。喪家が火葬場から葬儀場(最近ではほとんどがホールです)にもどられるまでのわずかな時間に…

小学校からの依頼

自坊の近くにある八ツ面小学校では、子どもたちが学校区の地域を散策することをテーマとして課外授業が行なわれてきているようだ。毎年、秋になると子どもたちが神社やお寺を散策のルートにしている。これは、学校の取り組みで、机上の学習だけでなく、地域…

ここちよい風が吹く中に

彼岸を直前に控えて、本堂の花立てを行なった。身体に心地よい風があたり、本堂、庫裏、どこにおっても過ごしやすい日となってきた。そんな中、また、大切なご門徒さんが亡くなっていかれた。定斎に伺っていたお宅であり、亡くなられたお婆さんはお茶を飲み…

彼岸を前に

9月20日は彼岸の入りである。彼岸とは季節を表わす語として知られているが、仏教用語そのものであり、私たちの先輩は太陽が真西に沈んでゆく光景を見ては「浄土」、仏さまの国を想起して合掌する姿もしばしば見受けられたと伝え聞いている。 昨今、現代人…

喪主のすがたから

通夜や葬儀の場でよく見られる風景に、会葬者に対して返礼をする喪主のすがたがある。 これは大変な考え違いである。葬祭業者の職員も会葬者への返礼を行なわなくてはならないかのように案内をしている。 ところが、通夜や葬儀の場では、縁深き人、身近な人…

なんだ!!このトイレは…

超最新トイレの操作ボタンのいろいろ 2週間ほど前に家のトイレの中にある水道の調子が悪くなった。私は常に、別の、もう一つのトイレを使っているので差し障りはないのだが、親父やおふくろは水道を早く直してもらえないかと言ってくる。なぜなら自分たちが…

………続けるということ

昨日は毎晩欠かさず書き続けてきたこのブログへの書き込みができなかった。パソコンから遠いところで日付変更線が変わるまで務めを果たしていたからだ。とは書いてみても言い訳がましいか。 ブログといえど、毎日の積み重ねが大切だ。 一方、メジャーベース…

お講勤めのはじまりはじまり

明日からいよいよ報恩講参りがはじまる。岡崎の大平と小美だ。毎年、遠方の家からお参りに伺うようにしている。10月、11月、 12月と連日の念仏三昧、正信偈三淘五十六億七千九万次第6首のオンパレードだ。単純なものだから「ご院主さん、声が良いです…

寺報をつくって…

寺報 9月号 印刷を終えて 奇数月、ひと月おきに寺報を発行し始めて3年めを数えます。9月10日発行としたが、以前、このブログでも紹介をした「祖母の長寿の祝い」についても寺報に掲載を考えていたので少し発行が遅れた。 本山、教区、寺院の動きを紹介…

花展にでかけて

今日は急なことで名古屋の松坂屋の7階で行なわれている花展を見にでかけた。もちろん、妻も一緒。2〜3年前から妻が池坊を習い始めて以来、花展があると運転手をしております。まぁ、私もお花が嫌いではないのですけど。 お花を見ていると、華道といわれる…

所長巡回

今日、私の組では組会の後、門徒会総会を行ない、組の教化事業の報告と今年度の教化事業の取り組みについての話をして、予決算の審議も行なわれた。組という組織は、いくつかの寺院によって構成されており、我々が共同教化を行なう最小単位が組となっている…

長寿の祝い…あるがままに

愛知県副知事西村氏(写真右)と西尾市長榊原氏(左)から祝福される祖母 午前11時30分、私の祖母へ愛知県副知事西村眞氏と西尾市長榊原康正氏の両氏から、数え100歳を迎えた長寿を祝福していただいた。これまでに県庁や西尾市から事前に打ち合わせに…

おなかの色

今朝、97歳になるお婆ちゃんが1人で留守番をしてみえるお家へお参りに出かけたときのこと。 97歳ということもあって忘れっぽくなってきたようだ。いつも、お勤めの後に息子さんが用意をして下さったお布施をいただいて帰るのだが、お婆さんと少しばかり…

小冊子作成

小冊子 南無阿弥陀仏の葬儀 先輩のお寺へ赤羽地域教化センターから真宗講座の講義録を発行するための作業を行なうために出かけたときのことです。 昨年、赤羽地域教化センターにおいて東京教区から二階堂師をお招きして住職研修や暁天講座が開かれた。なかで…

宗門運営

今月3日〜5日にかけて宗門の運営、舵取りを担うこととなる宗議会議員選挙にむけての告示期間であった。岡崎教区は定数が3名のところ、立候補者も3名であったことから無投票に終わった。 今日は新たに宗議会議員となられた方を囲んで宗門運営についての話…

法事のあとで

土曜日ということもあり、一周忌の法要にでかけたときのことでした。ご主人が亡くなられて勤める年忌でした。亡くなられたご主人の奥さんは、昨年の夏以来、入院を余儀なくされており、そのため、家族の人たちはご主人が亡くなられたことを知らせてないよう…

岡崎教務所 小会議室のなかで

中央教化センター設立に向けて 作業部会の面々 岡崎市梅園町にある三河別院を中央教化センターとして発足させるための第1回目の作業部会が開催された。私は、岡崎教区の中でも教化センター設立を果たした赤羽地域教化センターのスタッフ、関係者として参考…

赤羽別院職員打ち合わせの会

午後2時から2時間あまり、別院の職員・センター4部門の部長と別院世話方のみなさんが集まってそれぞれの立場から近況報告と別院お取り持ちの方途を探った。 別院が地域教化センターとして新たに出発をして1年以上が経過した。少しずつ組織としての体を整…

あ〜明日

明日、先輩の代理として別院の会合に出席する予定。会合というものはいつも気が重い。にこにこしながら話すこともなく、無い知恵を絞ることに全力を傾ける。そうすると思考することに一所懸命となり、黙り込むこともしばしば…。 楽しく、生産的な意見交換が…

9月1日

9月1日は防災の日。1923年(大正12)9月1日、関東大震災が起こり、千葉県から静岡県東部にかけての広い範囲の中で、死者・行方不明者が約105,000人、負傷者は約104,000人であった。大変な被害をもたらした地震であった。 これを機に…