2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

息子よ

遠方のお檀家さんのお宅へお参りをしたときに、ふと、その家のご当主が仰っていらしたことを思い出した。確か、昨年報恩講参りに伺ったときのことである。 その家のご主人は幼きときからお母さんに連れられてお寺へお参りに行かれたそうだ。そのご主人のお母…

何だか、何をしているのだろう

報恩講参りが一件もなく、今日は月参りとお墓の精抜き?のお参りで解放されたのだけれども、力が入らない。疲れがたまっているのだろうか。考えてみると私の日常はお檀家の月参りや報恩講参り、赤羽地域教化センターがらみの会合や行事の参加に明け暮れて、…

たのむぞ!!

昨晩から本山報恩講団参のレジュメ表紙の印刷に取りかかったがこれが捗らない。どうしたものか。プリンタ、パソコンの調子が悪く、いつ作業をやめて、動作がとまってしまうか心配である。プリンタも変な音を立てながら仕事をしている。 毎年、カラー印刷にこ…

よし、やったぞ!!

この時期になって京都の宿、ホテルがとれた。本山報恩講団参に11月20〜21日まで出かけた後、再度、25日から御伝鈔の拝読を聞きたくて宿を探していたら、「なんと残室2」となっていたため、早速パソコンにて予約。久しぶりに本山に出仕しようっと。…

儀式部会議欠席したものの…

様々なところで会議、会議の連続で今日の会議は欠席をさせていただきました。会合の内容は、別院報恩講の反省と来年に実施予定の宗祖親鸞聖人750回御遠忌お待ち受け大会についての意見集約と聞いている。儀式部の関わり方についての協議がなされるようだ。…

訓覇信雄師のことば

あるご門徒が当派の宗務総長をつとめられた訓覇信雄師に「長い間、仏法がわからないでぐずぐずしておりましたけれど、今日という今日は明らかに教えていただきまして本当に腹に落ちました」と仰られました。 その後、訓覇師は「腹に落ちた、そんなものが仏法…

おくる

早朝、悲しい知らせが舞い込んだ。ご門徒が亡くなられたのである。98歳であった。3年間ほど自宅にて療養中で、寝だこができてしまい、ご家族の方々も介護に大変ご苦労をされていたようでした。それでもお家の方は清々しいお顔をしていらっしゃいました。 …

よろこび…

土曜日や日曜日となると多くのお寺さんは大忙し!!なぜかというとご門徒の皆さんがご法事をお勤めされるからだ。午前中に遠方まで出かけてご引上と年回忌法要をお勤めした後に午後からは忌明法要を勤めさせていただいた。勤行が終わってみると疲労感を身体…

うぃー

今日はデンキやさんに出かけてシェーバーを買ってきた。髭剃り器の調子は悪くないが、洗浄を兼ねた充電器の方が壊れてしまったためである。最新の髭剃り器を購入して満足していたところ、同じフロアーにWiiが販売されていた。我が家にはないために、使用…

無言の坊守

今日は坊守(住職の配偶者のこと)が仲間内での食事会、いわゆる坊守さんの食事会にいそいそと出かけていったのだ。そして美味しいものを食べて帰ってきたようだ。しかし、食事の内容はまったく教えてくれない。女性陣が11名から集まっての食事会に同席し…

お寺との繋がりって何

今日は朝から名古屋のご門徒のお宅で50回忌法要をお勤めした。その後、場所を変えてお斎(昼食)をご一緒させていただいた。そのときに驚いたことがあった。施主の兄弟になる方の知人に、「我々はお寺さんの檀家にならないとだめなのか。私はお寺さんの檀…

葬儀リーフレット

葬儀リーフレット作成に向けてごく少数が集まって叩き台作成の構図について協議をした。葬儀社の協力を仰ぎながら作っていきたい。葬儀の現場で求められていることを思考しながら「あーでもない、こーでもない」と議論する。葬儀式については様々な因習など…

角坊別院が語るもの

角坊別院本堂 角坊別院元本堂(現在の本堂が建てられる前の本堂です 現在は特に使われていない) 元本堂内の様子 親鸞聖人の木像が安置されている 今、大谷派では全国に52の別院が混在しているが、力のある別院や経済的に困窮を究めた別院などさまざまであ…

明日

明日は朝8時から新渡場の報恩講参り。午前中に終了するように少し早く出る予定。しっかり三淘念仏をとなえて五十六億七千万のご和讃を称えると一軒に要する時間は30分。少しお話しでもしていると40分や50分は当たり前。年に一度と思うと正信偈の配達…

愛知県縦断

今日は午後から愛西市のご門徒のお宅へ報恩講参りに出かけた。西尾からではちょっとしたドライブだ。ドライブだけれどもドライブじゃない。そんな軽い気持ちで運転するのであればこれほど疲れはしないだろう。まだ、お祖母さんが亡くなられて中陰中のところ…

本山報恩講団参をひかえて

私の組では、毎年、本山の報恩講団参にバス2台を出して上山を果たしている。そのため、現在、参加者を募集中である。定員は上限90名としている。ただいま84名の参加申し込みとなっている。まずまずのところだ。本山以外にも見学予定をしているところが…

赤羽別院報恩講を終えて

今月14日から勤められてきた報恩講も16日午後からの御満座をもって終わった。様々な方面に向けてご案内を出すも、参詣者の多くは別院から案内状が郵送されてきた役付の面々。となると、別院の報恩講に自ずと足を運んで下さるご門徒を生みだしていくため…

お寺の鐘

今朝、いつもより早い時間に目が覚めた。午前5時。布団の中にいて朝5時だということがわかった。なぜかって?それは、親父が毎朝、うちの梵鐘を朝5時についているからだ。 布団の中で聞く梵鐘の音色。実に荘厳な感じを抱く。一打、一打、その時によって鐘…

さて、お朝事に

午前5時10分起床。洗面を終えた。装束を身にまとい、これから本堂にいってお灯明(輪灯のおあかり)をつける。線香を焚く。先門首、闡如上人のご命日ゆえに立燭を行ない、焼香を勤行前に行なう。 半鐘を打ち終えたら、勤行始め。 そしてお朝事を勤めた後…

報恩講間近

赤羽別院の報恩講が今月14日から16日まで勤められる。赤羽地域教化センターという組織に改編されてから二度目の報恩講である。いや、各部門がそれぞれ活動を初めて以来のことと言っても過言ではない。参詣者の数を案じる傾向にあるが、1人の念仏者を生…

台風18号の爪痕

台風18号が去った後に帰寺した私の眼に飛び込んできたものは山門横の大きな楠の木が幹の途中から折れてしまったところや、大きな泰山木が幹途中から折れてしまい、それらの残骸処理をしていた家族の姿であった。今日は、組会と言って月に一度、お寺の住職…

1年のあいだに…

一年ぶりに報恩講さんでご一緒させていただいているお寺さんと一緒にお勤めをした。お勤めがはじまる前、控えの間で話しかけるが反応がおぼつかない様子。すると、もう一人のお寺さんが「もっと大きい声で話をしてやれ!!」と言うものだから、大きな声でも…

台風さらに接近

今晩夜中過ぎ、紀伊半島に上陸すると思われる台風18号の影響により福井県のある真宗寺院の報恩講の中日は明日8日であるため参詣者は手伝い方を除いてゼロと推測している。まことに残念なことだ。真宗寺院において報恩講という御仏事は1年のうちで最も重…

台風接近の最中に

台風18号が日本列島に接近してきている。中心気圧は930hpa であり、伊勢湾台風に酷似した台風で被害の規模が心配される。そんな中、毎年、お礼参りとしてお伺いをしているお寺の報恩講が3日間勤められます。場所は福井県。今から20年ほど前に得度…

お布施は時給50万円?

ある雑誌に「お葬式」を特集にした記事があった。冒頭、「葬儀費用の中で最も不明朗かつ高額に感じられるのが、お布施だ」とある。 「喪主が僧侶に支払ゔ代金゛」は全国平均549,000円であるそうだ。 通夜の勤行は一時間弱、葬儀の読経はさらに短く、…

先日の葬儀式を終えて

先日、ご門徒のお祖母さんが亡くなられて、葬儀式を勤めるご縁をいただいた。亡くなられたお祖母さんのお歳は97歳。ご長命であった分だけ、ご苦労も多かったことに違いない。それにしても、多くはご長命であった方の通夜やお葬儀となると身内の方も安堵感…

心意気

今日、ご門徒宅でお年忌を勤めた。勤行前にお内仏の前に座る参詣者の足下に注目すると、じつに面白い光景を目にすることとなる。ご年配の方であれば、足腰を痛めて正座が覚束ない、正座ができないということはよくあることだ。では、子どもさんはどうであろ…

真宗講座講義録 読み合わせ

今晩、伝道部の方のお宅へお邪魔をして、今春、赤羽地域教化センター(赤羽別院)において3回に亘って話された同朋大学名誉教授の池田勇諦師の講義を出版するための作業を行なっていた。 読者目線で本を読むときには小見出しがあった方がよいか否か。小見出…

還座式執行

阿弥陀堂前卓北側外陣寄に仮安置される宗祖親鸞聖人御真影 還座式お練りの様子 御堂衆に担がれる宗祖御真影 御影堂に集まった人々 9月30日、午後12時30分、真宗大谷派宗務総長の安原晃師の挨拶に始まり、勤行 正信偈草四句目下 同朋奉賛式 弥陀成仏の…