お寺との繋がりって何

 今日は朝から名古屋のご門徒のお宅で50回忌法要をお勤めした。その後、場所を変えてお斎(昼食)をご一緒させていただいた。そのときに驚いたことがあった。施主の兄弟になる方の知人に、「我々はお寺さんの檀家にならないとだめなのか。私はお寺さんの檀家になりたくないから、お葬式と法事の時だけたのみます。それでも別にいいですよね」とお寺さんに向かって話していたというのです。お寺さんは特に返事もせずにいらしたそうです。
 このお寺さんの沈黙、いろいろなことが考えられます。私は、ご門徒さんの兄弟の方がそのように聞いたことを話されたので、その方の発想は「儀式をお金で買うということであって、お寺さんと門徒さんとの関係はとても希薄ですね」と話したことでした。
 その後、お寺とご門徒との関係ということについて話がとても盛り上がったことはいうまでもありません。