初逮夜法要の後で

11月20日に御影堂御修復完了奉告法要が厳修され、11月21日、午後2時から報恩講初逮夜法要が勤められました。法要は厳かなうちに勤められ、楽僧による仏教音楽の音色もすばらしいものでした。
 初逮夜法要終了後、改悔批判という座があり、その中で赤羽地域教化センター暮らし部のスタッフのお一人が門徒感話をなされました。
 感話のなかで村の祭りと寺の報恩講の違いについて「村の祭りは一年間の収穫を終えてリセットする行事ですが、寺の報恩講は年中、親鸞聖人様のご恩を忘れっぱなしの私が、親鸞聖人様のご恩に報いる、ご恩を喜ばさせていただく御仏事である」ということを話してくださいました。
 報恩講が私にとって単なる行事ではないということを示してくださいました。