法事

　明日はご法事が午前と午後から引き合っている。念仏三昧である。ところが最近、お念仏を申すことを進めておっても、中々声に出して念仏を称える姿を見ることがない。はずかしさ、はたまた照れくさいからかは分からないけれども…。「どのタイミングでお念仏を申したらよいのか分からない」という謙虚な姿勢で法座に臨まれる方もいらっしゃるのでしょうが、真剣に仏法の御座に身を置いていることの自覚が足りない人があまりに多い。
　最近ではご法事が始まる前に「お経は○○時までに終わってほしい、バスの迎えがありますので…」という言葉を聞くことに慣れてしまっている始末。
　ご法事の現場はどこまで壊れていくのであろう。