教化センター構想実現に向けて

 岡崎教区では宗祖の御遠忌厳修後、教区内における教化体制の構築にむけての試案を作成している。「教化センター構想」がそれである。現在、教区内外を問わず、別院が地域教化の拠点としての機能を果たしているところは少ない。むしろ、「お荷物」と思う人たちが多く、崇敬の念も薄らいできている。そこで、現状を打開していかねばならないと考える我が教区では、赤羽別院を指定し、教化センター構想の実現を行ったところである。(2007年7月設立)
 赤羽を除いた教区内の別院が地域教化の拠点としてその実をあげていくような教化体制に移行していくための試案作成も簡単な作業ではない。しかし、こうした作業に関わって強く思うことは、どんなすばらしいプラン、構想であっても、教化に関わる人の主体的意欲がなければ教区、宗門の将来は厳しいものとなるであろう。
 2月16日、午後4時15分から御遠忌委員会全体会において教化センター構想の説明を行う機会をいただいている。みなさんからのご意見を伺って、なおご理解ご協力をたまわりたいものだ。