昨日に引き続き

 昨日、10組門徒会研修が私どもの寺を会場に行なわれました。講師の大賀光範師がこんなことを仰っておられました。
Q「みなさん、お堂の中で主はどなたと思われますか?」
A「阿弥陀さんや、親鸞聖人や・・・」と答えはいろいろ。

 真宗のお寺の本堂というものは他の宗派の建物とは少し様子が違います。奈良の東大寺さまは本堂に足を踏み入れたところが内陣の空間であるのに対し、真宗のお堂は内陣の他に畳の敷き詰められた場所があります。

 「ここはどなたが座られるところですか?」
聞法をつとめとしてここ(お寺)にいらした方がお座りになるところですね。聞法の道場ということです。
 お寺の住職さんは、皆さん方、聞法の主をお迎えするために本堂の清掃や仏さまのお花を立てたりして準備をされるのですよ。
 お話を受けたまわりながら、朝立てた水揚げの難しい蓮の蕾が赤らんでいるのに胸をなで下ろすことでした。