お墓参り

 
       門前に咲く蓮
 お盆ともなるとお内仏やお墓にきれいな花が供えられていますが、中でもホオズキが彩りとして必ずといってよいほど供えてある。
 ホオズキは提灯の形によく似ていて色も鮮やか、長持ちをするといったことから花として使われる所以があるようです。
 真宗大谷派(お東)の花立ての心得には、「お盆は、槙を真にして正真に蓮を用い、季節の花を挿し混ぜる」とあります。
 稲沢の方に行くと、花屋さんでも槙を真にして、正真に蓮を組み合わせた仏華が売られています。
 「今年はホオズキの出来が悪くて困っています」と花屋の店員さんが困ってみえました。ホオズキに拘らなくても良いと思うのですが、多くの方の間では、お盆=ホオズキといった固定観念が破られないのでしょうか。