暁天講座のあとで…

 今朝は「中村久子に学ぶ」というタイトルでご法話を聞かせていただきました。両手両足のない久子女史が歎異抄に出遇われて以来、五体不満足を五体満足という精神に転じて生き抜かれた歩みを知り、驚きました。両手両足がないのに五体満足とは思えないのが心情です。
 念仏に出遇ったところから、「身の事実を引き受けていくことこそ真実である」と目覚めた方が中村久子女史であったのだ。
 簡単には真似のできぬ生き方である。我々も腹を据えて聞法に励まなくてはいけないと思う。