岡崎教区 嘱託補導学習会

  
             教区内の嘱託補導学習会の様子:なぜか笑っているような…
今日は教区の補導学習会の学びの場が持たれた。数年前、「岡崎教区出身の嘱託補導が何もわからないところで十分な学びの場もなく、補導としての任を担うことは好ましいことではない」とS氏と話合って発足した会である。月に一度の割合で行なわれている。お互いに抱えている課題を発表する形式をとっている。
A 「親鸞聖人にとっての善知識とは法然上人ですよね」
B 「法然上人だけでなく、七高僧も善知識だよね」
C 「それは背景であって親鸞聖人が直接会われた方は、法然上人ですよね」
D 「善知識というのは、答えを私に下さる方のことではなくて、私に問いを下さる方じゃないのかな」
それぞれ、自由に意見が交わされる。自分の見解が正しいのか、誤りなのかということではなく、それらの二極化に囚われがちな自身の身の置き方に問題があることを教えられているようだ。
◎因みに全教区において嘱託補導学習会という組織が発足されているのは岡崎教区のみと聞いている。
 また、嘱託補導とは本山にある同朋会館へ全国から上山奉仕のためにいらした方にたいしてお世話をさせていただく役目を担われる方のこと。主に上山されたご門徒さんを囲んでの座談会の司会進行係、お内仏のお給仕についてのお話、日程中のお世話などなどです。