長寿の祝い…あるがままに

    
    愛知県副知事西村氏(写真右)と西尾市長榊原氏(左)から祝福される祖母         
 午前11時30分、私の祖母へ愛知県副知事西村眞氏と西尾市長榊原康正氏の両氏から、数え100歳を迎えた長寿を祝福していただいた。これまでに県庁や西尾市から事前に打ち合わせにいらしていたので、お寺の境内の隅々まで隈無く掃除をしておくことの大変さを思い知らされたことでした。まぁ、でもお寺というところは常にきれいになっていて当たり前なんでしょうけどね。
 西村副知事の「健康の秘訣は何ですか」という問いかけに祖母の「あるがままに寿(いのち)をいただいております。秘訣はありません」と答えていた言葉から、祖母が生ききってきた1世紀という時間は、楽しさやうれしさよりも悲しみや悩みの多い時間の方が多かったのかなと思ったことでした。
 因みに床の間を飾った掛け軸は昭和20年の三河地震の折に、被害の甚大さから本山から巡回にいらした大谷瑩潤師の書かれた「応報大悲弘誓恩」です。