台風さらに接近

 今晩夜中過ぎ、紀伊半島に上陸すると思われる台風18号の影響により福井県のある真宗寺院の報恩講の中日は明日8日であるため参詣者は手伝い方を除いてゼロと推測している。まことに残念なことだ。真宗寺院において報恩講という御仏事は1年のうちで最も重い法要であるからだ。法要の趣旨は「私の信心を点検すること」あるいは「信心定まらぬ者に対して、いそぎ信心を得るようにすすめる」また「仏徳讃嘆をする」
 以上の三点に眼目をおいて勤められる
 ひとりでも多くの方に宗祖親鸞聖人が残されたお念仏のおしえに出遇っていくことが望まれている。明日は、どんな暴風雨の中においても御伝鈔が広い本堂に響きわたる大きな声で拝読されることであろう