本日、午前10時より報恩講御満座法要が2時間にわたり営まれ、7昼夜・８日間にわたり、真宗本廟の報恩講が厳修されました。
２７日から参詣に出かけた両親の話によると２８日の御満座は大変多くの参詣があり、浜縁まで参詣者で溢れだしていたそうです。しかし、本山の報恩講も８日間すべての法座への参詣が溢れんばかりの人出ではありませんでした。「一宗の繁盛は真の念仏者の誕生である」とはいうものの、法座に参詣する世相や参詣に対する姿勢が明らかに変化してきているように思われてなりません。
御満座が満堂であったから安堵感を抱くことは禁物です。日ごとに寺離れ、別院離れ、本山離れが進んでいるようでなりません。
