やられた!

 岡崎教区から宝物委員会からお金の掛けられた本が出版された。内容はおもに本山の両堂再建にスポットをあてて、三河門徒が明治瓦を取り持ったおりの写真資料が多く掲載されていた。
 以前から、明治期の志貴野製瓦場での三河門徒の様子についての冊子をつくる予定があったため、岡崎教区に先を越され、写真資料の提供も私の計画と重複するものとなり、私の仕事がやりにくいものとなってしまった。私が出版する予定の冊子の価値観が岡崎教区から出されたものよりも明確に違う何かを示さなければ、意味のない「瓦ものがたり冊子」の出版となってしまうだろう。