お華束とお華


食紅によってお化粧をすませたお華束です。これがなかなか大きなものなのです。報恩講が終わると世話方によって村の人へ配られます。そのため、若干色を多く塗っているのです。白いお華束の餅よりも色がついていた方が喜ばれるからです。昔は子ども達にお華束を配ってもらっていたようですが、今ではそのような協力がお願いできない状況です。残念!!
 
 
南余間の砂盛のお華です。このお華を立ててくださっていらした方が昨年の9月に亡くなられました。今も尚、砂盛の花器にお座りになってお華を立てていらっしゃるようです。