続・別院問題研究会

 昨日に引き続き、「別院問題研究会」が開催され、午前中に1時間ほどの班別座談が行われ、終りに全体会での報告がなされて閉会となった。
 これまでに別院問題研究会と称して会が催されることはなかったため、引き続き、このような別院問題研究会の開催を通して課題を共有したいという意見が聞かれた。中でも、今回はBグループといって似通った状況にある別院のグループが集まって議論されたのであるが、今後は課題別に別院が集まって討議することも大切なことではないかという指摘があった。
 全国には大谷派の別院は51別院存在していることから、51通りの運営の方途を探っていかなければならない。それぞれの状況に応じて別院崇敬の形があることであろう。別院崇敬とは輪番はじめ、別院の職員のみによるものではない。当然、門徒、聞信徒のご懇念によって成り立っていくものである。
 閉会後、別院の今後を心配される関係者の方々が、重い足取りで現場に帰って行かれた。