2009-01-01から1年間の記事一覧

落ち着きがない

つい先日、儀式部のブログのトップの画面の雰囲気を変えようと「設定」の変更をしてみた。我ながら、これまでのものと違った雰囲気になるものだなと思って画面を眺めていた。もちろん、「記事を書く」をクリックして、更新をした。ところが今日になってどう…

お磨き

最近ではお磨きの必要のない仏具で飾られたお内仏が増えてきた。僧侶の私としてはあまり喜べない現実だ。これも時代なのか…。私たちの中にある「慢」の心根が増幅してきているのでは。何は兎も角、自らを律していくということが大切だ。 一方、今日はご門徒…

変わってきたな…

昨日、ご引上に出かけたときのこと。今のことに、お参りに伺ったお宅では耐震補強の工事が行なわれていた。長い材木をチェンソーのようなもので切る音がするかと思ったら、金槌を打ち付ける音。釘を打ち付ける音。要するに酷くやかましい。大工仕事に音が出…

ほのぼの

今日はお昼からご引上。二軒めのお宅でのこと。お内仏には打敷も掛けられ、お供えも飾られている。5具足の荘厳で、花瓶と鶴亀の燭台が一対ずつ荘厳がなされている。ところが、蝋燭が白かった。白の和蝋燭であったために、私は 「お祖母さん、今日は報恩講さ…

講義録発行にむけて

今晩、1ヶ月ぶりに講義録発行のための原稿の読み合わせと小見出しをつける作業をした。二人で作業をしながら、赤羽の地域教化センターについての話に及び、センターの活動のあり方についてお互いに思うところを話した。 講義録の完成に向けて、少しずつ事が…

今日は…

昨日から今朝にかけてこれまでよりぐっと冷え込んだ日となった。新型インフルエンザも流行り、学級閉鎖となったりしていささか健康管理に気をつけねばならない時期である。 まだまだこれから報恩講参りが続く。少しの時間でもからだを休めて次への行動にうつ…

文化の日

今日、文化の日は元々は明治天皇の誕生日であった。戦前は明治節とも言われていたが、なぜ文化の日と呼ばれるようになったのか。 当時、衆・参両委員会では「文化委員会」という名の委員会において法の制定が議論されており、1946年の11月3日に交付され…

あ〜久しぶり

ここのところ連日、本業の方でとても忙しい日々を送っている。とは言っても、「悲しい知らせを受けて走る」ということで、本来ならあってはならないことだ。しかし、それ(死)というやつは突然にやってくる。足音も立てずに…。そんなときのために我々は一日一…

息子よ

遠方のお檀家さんのお宅へお参りをしたときに、ふと、その家のご当主が仰っていらしたことを思い出した。確か、昨年報恩講参りに伺ったときのことである。 その家のご主人は幼きときからお母さんに連れられてお寺へお参りに行かれたそうだ。そのご主人のお母…

何だか、何をしているのだろう

報恩講参りが一件もなく、今日は月参りとお墓の精抜き?のお参りで解放されたのだけれども、力が入らない。疲れがたまっているのだろうか。考えてみると私の日常はお檀家の月参りや報恩講参り、赤羽地域教化センターがらみの会合や行事の参加に明け暮れて、…

たのむぞ!!

昨晩から本山報恩講団参のレジュメ表紙の印刷に取りかかったがこれが捗らない。どうしたものか。プリンタ、パソコンの調子が悪く、いつ作業をやめて、動作がとまってしまうか心配である。プリンタも変な音を立てながら仕事をしている。 毎年、カラー印刷にこ…

よし、やったぞ!!

この時期になって京都の宿、ホテルがとれた。本山報恩講団参に11月20〜21日まで出かけた後、再度、25日から御伝鈔の拝読を聞きたくて宿を探していたら、「なんと残室2」となっていたため、早速パソコンにて予約。久しぶりに本山に出仕しようっと。…

儀式部会議欠席したものの…

様々なところで会議、会議の連続で今日の会議は欠席をさせていただきました。会合の内容は、別院報恩講の反省と来年に実施予定の宗祖親鸞聖人750回御遠忌お待ち受け大会についての意見集約と聞いている。儀式部の関わり方についての協議がなされるようだ。…

訓覇信雄師のことば

あるご門徒が当派の宗務総長をつとめられた訓覇信雄師に「長い間、仏法がわからないでぐずぐずしておりましたけれど、今日という今日は明らかに教えていただきまして本当に腹に落ちました」と仰られました。 その後、訓覇師は「腹に落ちた、そんなものが仏法…

おくる

早朝、悲しい知らせが舞い込んだ。ご門徒が亡くなられたのである。98歳であった。3年間ほど自宅にて療養中で、寝だこができてしまい、ご家族の方々も介護に大変ご苦労をされていたようでした。それでもお家の方は清々しいお顔をしていらっしゃいました。 …

よろこび…

土曜日や日曜日となると多くのお寺さんは大忙し!!なぜかというとご門徒の皆さんがご法事をお勤めされるからだ。午前中に遠方まで出かけてご引上と年回忌法要をお勤めした後に午後からは忌明法要を勤めさせていただいた。勤行が終わってみると疲労感を身体…

うぃー

今日はデンキやさんに出かけてシェーバーを買ってきた。髭剃り器の調子は悪くないが、洗浄を兼ねた充電器の方が壊れてしまったためである。最新の髭剃り器を購入して満足していたところ、同じフロアーにWiiが販売されていた。我が家にはないために、使用…

無言の坊守

今日は坊守(住職の配偶者のこと)が仲間内での食事会、いわゆる坊守さんの食事会にいそいそと出かけていったのだ。そして美味しいものを食べて帰ってきたようだ。しかし、食事の内容はまったく教えてくれない。女性陣が11名から集まっての食事会に同席し…

お寺との繋がりって何

今日は朝から名古屋のご門徒のお宅で50回忌法要をお勤めした。その後、場所を変えてお斎(昼食)をご一緒させていただいた。そのときに驚いたことがあった。施主の兄弟になる方の知人に、「我々はお寺さんの檀家にならないとだめなのか。私はお寺さんの檀…

葬儀リーフレット

葬儀リーフレット作成に向けてごく少数が集まって叩き台作成の構図について協議をした。葬儀社の協力を仰ぎながら作っていきたい。葬儀の現場で求められていることを思考しながら「あーでもない、こーでもない」と議論する。葬儀式については様々な因習など…

角坊別院が語るもの

角坊別院本堂 角坊別院元本堂(現在の本堂が建てられる前の本堂です 現在は特に使われていない) 元本堂内の様子 親鸞聖人の木像が安置されている 今、大谷派では全国に52の別院が混在しているが、力のある別院や経済的に困窮を究めた別院などさまざまであ…

明日

明日は朝8時から新渡場の報恩講参り。午前中に終了するように少し早く出る予定。しっかり三淘念仏をとなえて五十六億七千万のご和讃を称えると一軒に要する時間は30分。少しお話しでもしていると40分や50分は当たり前。年に一度と思うと正信偈の配達…

愛知県縦断

今日は午後から愛西市のご門徒のお宅へ報恩講参りに出かけた。西尾からではちょっとしたドライブだ。ドライブだけれどもドライブじゃない。そんな軽い気持ちで運転するのであればこれほど疲れはしないだろう。まだ、お祖母さんが亡くなられて中陰中のところ…

本山報恩講団参をひかえて

私の組では、毎年、本山の報恩講団参にバス2台を出して上山を果たしている。そのため、現在、参加者を募集中である。定員は上限90名としている。ただいま84名の参加申し込みとなっている。まずまずのところだ。本山以外にも見学予定をしているところが…

赤羽別院報恩講を終えて

今月14日から勤められてきた報恩講も16日午後からの御満座をもって終わった。様々な方面に向けてご案内を出すも、参詣者の多くは別院から案内状が郵送されてきた役付の面々。となると、別院の報恩講に自ずと足を運んで下さるご門徒を生みだしていくため…

お寺の鐘

今朝、いつもより早い時間に目が覚めた。午前5時。布団の中にいて朝5時だということがわかった。なぜかって?それは、親父が毎朝、うちの梵鐘を朝5時についているからだ。 布団の中で聞く梵鐘の音色。実に荘厳な感じを抱く。一打、一打、その時によって鐘…

さて、お朝事に

午前5時10分起床。洗面を終えた。装束を身にまとい、これから本堂にいってお灯明(輪灯のおあかり)をつける。線香を焚く。先門首、闡如上人のご命日ゆえに立燭を行ない、焼香を勤行前に行なう。 半鐘を打ち終えたら、勤行始め。 そしてお朝事を勤めた後…

報恩講間近

赤羽別院の報恩講が今月14日から16日まで勤められる。赤羽地域教化センターという組織に改編されてから二度目の報恩講である。いや、各部門がそれぞれ活動を初めて以来のことと言っても過言ではない。参詣者の数を案じる傾向にあるが、1人の念仏者を生…

台風18号の爪痕

台風18号が去った後に帰寺した私の眼に飛び込んできたものは山門横の大きな楠の木が幹の途中から折れてしまったところや、大きな泰山木が幹途中から折れてしまい、それらの残骸処理をしていた家族の姿であった。今日は、組会と言って月に一度、お寺の住職…

1年のあいだに…

一年ぶりに報恩講さんでご一緒させていただいているお寺さんと一緒にお勤めをした。お勤めがはじまる前、控えの間で話しかけるが反応がおぼつかない様子。すると、もう一人のお寺さんが「もっと大きい声で話をしてやれ!!」と言うものだから、大きな声でも…